荘厳なる「仏前結婚式」

凛とした空気の吉日。

11月12日は、「仏前結婚式・ご披露宴」の司会に江見恵子が伺いました。

某お寺様の本堂には、御本尊に見守られ結婚式の設えが整然と準備されておりました。

現在の日本において、結婚式と申しますと神前式か、或いは教会式が多く

仏前結婚式は何やら珍しさ・僧侶の方々の特別な結婚式と考えられがちですね。

しかし昔から結婚というものは「ご縁」と言われますが、

よくよく考えますに これは仏教の「因縁」ですよね。

お2人のお名前紹介も、道号にて進めさせていただきました。

お支度も新郎新婦様は法階の荘厳衣、ご入堂された瞬間、

不思議なことに本堂の空気が変わりました。

般若心経のご唱和から

司婚師として東光寺様の敬白文・新郎新婦の誓いの言葉・

念珠の授与と献香かための盃・司婚師からの祝辞・四弘誓願文ご唱和が

粛々と進んでまいりました。

私も「滞りなく合い進みました。これにてご両家の結婚の儀、めでたく納めさせていただきます。」

と申した瞬間、安堵の気持ちが込み上げてまいりました。

そののち、お寺様・檀家様方とのご披露宴は「萩の宿 常茂恵」にて行われました。

お2人も法衣から紋付羽織袴・白無垢にお召し替えになられての開宴!!

新婦様はお色直しで 大振袖姿も披露され華やかさ一層です。

弾ける笑顔がとっても印象的でしたね(^_-)-☆

常茂恵のお手入れの行き届いた庭園を眺めながら、

改めて「結婚とは」と深い感銘を与えてもらった一日でした。

お2人も、一層功徳を積まれ、私たちに仏の機縁をお与え下さることでしょう。

本日は、大変お世話になりました。(合掌  礼拝)

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